第19番札所 立江寺    「阿波の関所」

 

   聖武天皇の勅願で、行基菩薩が光明皇后の安産を祈り小さな黄金の子安地蔵を納められた。これが本尊となり延命地蔵の信仰を受け堂塔が建てられた。 大師がこの寺を訪れた時みずから1.9メートルの延命地蔵孫を刻み、その小さな仏さまを胎内仏として納めた。これが今のご本尊である。 天正の兵火に罹災したが、初代阿波藩主蜂須賀家政公の篤い帰依を受け現在の地に再建された。 寺伝の「釈迦三尊図」は国の重文であり、数々の日本画を中心とした文化財が残っている。