第22番札所 平等寺 「乳の如き霊水」

 

  仏のへだて無き慈悲の徳「平等な幸せをもたらす」という寺の名は、白く濁った霊水の効験よりなる。 本堂への石段の途中に乳の如き霊水が湧いた井戸がある。白水山の山号はこの水よりついた。 大師がこの地で修法中に「虚空中に金剛界大日如来の種字」があらわれ、歓喜した大師がその種字で以って加持したところ四方に光を発する薬師如来が現れた。大師が境内の一隅に井戸を掘ったところ白い水が湧き出たため・この水で身を清め薬師如来を彫って本尊として安置した。 この寺の住職に加持を受けた遍路が、霊験を得て救命された遍路の納めた品が多く納められている。