本堂内陣に安置されている薬師如来には、摩訶不思議な霊験が伝わっている。 昭和三十一年より脊髄カリエスという難病に罹った水谷シズさんは、夫の繁治さんの助けを受けて四国八十八ヶ所を巡っていた折、二十七番の神峰寺の山中で霊験を得て全快したのである。その感激に、遍路を始める前より当寺の住職畠田師より励ましを受け続けていたので、薬師如来の寄進を発願したのだった。 畠田師は、「病気は薬だけでは治らないものです。治療とともに信仰で心の垢を除き、信念に生きる事が大事。信仰に徹して四国八十八ヶ所をお参りなさい。」と勧められる。宿坊をしているこの寺に泊まり、心得を聞くことで一層のご利益を得られると評判である。
第6番札所 安楽寺 水谷シズさんの霊験

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