第43番札所 明石寺 「宇和島十万石の菩提寺」

 

  五世紀前半に、欽明天皇の勅願により、円手院の正道による開創である。百済王より日本の朝廷に仏像と教典が献上され伝来した頃になる。 のち役の小角より五代目の寿元という行者が熊野から十二社権現を勧請して修験の道場とした。周りを山で囲まれた盆地にあり歯長峠か法華津峠をこえていく遍路道の先に在る。神仏混仰時代は、熊野権現を祀っていた。 武家からの信仰厚く源頼朝が、幼い頃自分の命を救ってくれた「池の禅尼」の菩提を弔う為に一堂と経塚を建て阿弥陀如来を造立したとされ、戦国期には僧兵を擁したとされる。宇和島十万石の菩提寺として保護される。詠歌には「聞くならく、千手の近い不思議には、大盤石もかろくあげ石」とある。 伊達宗利公の寄進による堂塔。寺は修験道に属し住職は古くから妻帯していたため代々明石家の世襲である。 真理堂。修養道場。   大洲市  十夜が橋  中江藤樹邸