第64番札所 前神寺  「金色院前神寺」の称号

 

  白雉二年(651年)役行者小角が星が森で修行中に石槌山頂に蔵王権現が現われた。その尊像を刻み寺を開創した。行基菩薩は後に巡錫され大日如来を刻みその胎内に蔵王権現を納めた。その後、上仙道人が山頂への道を開き桓武天皇の病気の折、「南海に霊峰あり。石鎚蔵王権現の鎮座する。」ということを聞きつけ勅使を遣わして病気平癒された。金色院前神寺の称号を下賜された。横峰寺とともに別当寺とされ、山頂の天狗岳の東の遥拝所であった。 歴代天皇より帰依が篤く経典を始め仏像を寄与されている。