第70番札所 本山寺 「太刀受けの弥陀」

 

国宝の本堂は大同二年(807)年平城天皇の勅願による建立。大師は馬頭観音を本尊として納める。 天正の兵火を受けた時、服従を拒んだ住職を切り伏せると、本堂内の阿弥陀如来の肘から血を流していた為に、本堂は戦禍から護られた。「太刀受けの弥陀」と呼ばれる。昔、盲目であったこの寺の住職は四国遍路の途上59番国分寺から壬生川にいたる道で弘法大師の霊験を得て眼が開き、五重塔を再建し後に勧修寺の門跡になられた。 仁王門は「八脚の門」国の重文。和様、唐様、天竺の三つの様式を取り入れた類の無い門。