第72番札所 曼荼羅寺  西行法師の寺

 

創建は四国霊場最古の推古四年。世坂寺と言い佐伯氏の氏寺であった。大師が入唐から帰朝後、ご本尊の大日如来を勧請し、金胎の曼荼羅を安置し、師の寺青龍寺を模して我拝師山とした。 鎌倉時代には後堀川天皇から「曼荼羅寺は仏法興隆、鎮護国家の霊場である。」との綸旨が下され、寺領を下賜された。 西行法師は二年ほど留まり近くに「西行庵」を結ばれた。本堂前に「昼寝石」と笠懸桜がある。旅の遍路が笠を置き忘れたのを見て、「笠はありその身は如何に成りぬらん、あはれ儚きあめがしたかな」と詠んだという。