第76番札所 金倉寺 「智証大師(円珍)の誕生地。」

 

  弘法大師の姪を母とする、智証大師「円珍」僧正の誕生地。 智証大師像は国の重文。 円珍さんは比叡山で得度し、六年間唐で学び、帰朝し延暦寺の第五代座主を務める。天台宗寺門派の宗祖となった。 智証大師の祖父の和気の道麿によって開創され、文徳天皇の勅願寺となった。 智証大師が唐より帰国後止住し、醍醐天皇の勅願寺となり勅命により、地名の金倉郷よりとった「金倉寺」となった。 智証大師が幼少の頃、訶梨帝母尊(鬼子母神)が現われたので訶梨帝母堂に祀られている。 明治の頃将軍「乃木希典」がこの地にとどまっていた頃、遠くより訪れた妻は会うことも無くただ返された。妻はこの松の下で途方にくれていた。