第87番札所 長尾寺  「大会陽福奪い」

 

  天平年間に行基が道端の楊柳に霊夢を観じ、聖観世音菩薩を刻んだのが創で、当寺は法相宗であった。 大師が入唐前に五穀豊穣と国家安泰の護摩を修し、衆生に護摩符を与えた、現代も続く有名な「大会陽福奪い」(正月七日)の始まりである。三宝に載せた大鏡餅で力比べをする競争になっているが、会陽は宝木をまく行事である。 静御前がこの地で母と共に得度して髪を納めたという「経塔」がある。