「納経」は、 仏に経を捧げた証    

これは一番札所「霊山寺」のお納経です。 
梵字で「バク」・お釈迦様の種字でその仏徳を表します。その御前で確かに経を納めたという印です。

 

お納経をするとそのお寺のご本尊様を絵に写した「お御影(おみえ)」を一枚ずつ戴けます。
このお御影は「そのお寺ではこのような姿をして仏が顕現したという光景を線描しています。

たとえば愛媛の松山の「浄土寺」のお御影は禅宗の釈迦三尊を描いていますが、
現在は真言のお寺です。このお寺のこれまでの歴史を、この寺の名前とお御影の
特徴に見つけられる面白い例です。

このように「その霊場でこの姿で仏が現れた」絵解きであるお御影を掛け軸にして
大切に拝まれ、そのお姿の意味をお感じください。

 

 

背書き 

背中の文字は、「南無大師遍照金剛」と書かれています。
いつもお大師様と一緒にいる、と言う意味で「同行二人」も書き添えたりします。

ご希望の文字も納経所で書いて頂く事もできます。

 

 

 

笈ずる

白い白衣に八十八箇所の朱印を押してもらいます。
これは死出のたびには、浄土にて「この世で積んだ功徳の証」として
生前の徳を示して、仏に導かれます。

絵巻によると、三途の川を越え、六道の辻を過ぎた後に、おきな大木の下で自らが着ている最後の一枚まで剥ぎ取られる者も、この朱印を押した笈ずるだけは「この世で積んだ功徳の証」として着る事が許されるのです。

 

 

 

掛け軸

八十八箇所の本尊様の朱印をした掛け軸は、何時出してもいいのですが、お願い事があるときや眠れぬ胸騒ぎの時は、お水などをお供えして「すべてが円満に成就する。」ことをお祈りします。


 

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