逆打ち 逆周りについて 

(なぜ遍路は右廻りか? )

僧は袈裟で左の半身を被い、右は肩を露出します。これは (偏袒右肩 へんだんうけん )と言い仏への敬心を示します。

露わにした右肩を常に仏にむける為に、聖なるものの周りを「右廻り」に廻り祈ります。

 

逆うちについては 「衛門三郎」さんが二十一回お四国遍路したあと、逆に廻って大師と会った伝えによりますが、逆打ちは「生まれ変われる」とか「死者に会える」ともいいます。

縁起の良し悪しをとても気にする人も大勢います、やはり何度か遍路してから ( せめて三度ほどは順にまわり ) 逆打ちするのが道に適っています。

一歩一歩積み上げる努力を怠っていきなり「三倍の功徳」は少々無理ですが、「始めてみよう」と発心することはとても大切です。 ( 三倍の功徳は方便としてお考え下さい。 )

 

いきなり、初めてのお遍路で逆うちする人は「お授戒」や「結縁潅頂」を受け、仏と縁を結んでから出発されるのが無難です。ただそのような方も 「いずれは順でも廻る」という心を持つことで安心して お参りできます。

 

お遍路(へんろ)とは?

お遍路は、弘法大師の足跡を慕って四国の仏蹟を巡るへんろ修行のことです。

弘法大師は若い日の修行の様子を「飛焔(焼山寺)をさんすいに望み、阿波国の太龍の岳にのぼり攀じ、土佐洲の室戸岬に勤念す。谷響きを惜しまず、明星来影す 」 と記されています。その大師の足跡を、古来より大勢の修行者が巡っています。  → 遍路の歴史のページへ


車で行けば約一週間、自転車では十日〜二週間前後、歩き遍路では四十五日前後かかります。 →へんろのプラン

行く先々で四国の風土、特にお接待と呼ばれる遍路さんへのもてなしの心に出会われることでしょう。 → お接待のホームページへ

納め札は「修行者のしるし」   

お遍路さんも一人の修行者として「行場(つまりお寺の本堂や大師堂)へお札を残して感謝します。」最初は、白い紙のお札に「先祖供養」と「家内安全」を願って納めます。赤い札や銀のお札になると「天下泰平」と書かれたお札を使われます。既に何度も遍路をされているので、お大師様のお弟子として、世の中の乱れのないように社会の浄化を望まれる使命をお持ちください。

遍路さんに、お接待をしたときに「納め札」をお礼に頂き拝んで頂けることがあります。これは色の違いにかかわらず束にして「お守り」になります。たまたまその時に錦のお札を頂けると、大切にご家宝にします。

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